About

Brand

Chawaka

Chawabana is a new art flower brand
that combines Uji tea as a “plant” with flowers

Tea To Plants

Enjoy Scent

宇治の名産宇治茶は特に香りが良いとされており高級茶として知られますが、銘茶ゆえにその厳しい品質管理のもとで廃棄されてしまう茶葉があります。そこにアーティストの力を加えることで、花を楽しむように“香りを楽しむ”新しい役割を見いだせるのではないか。そんな発想から、京都宇治で「茶和花(ちゃわか)」が生まれました。

茶和花は実用新案登録を取得した作品(商品)です。

お花と茶葉の造形が美しい「木箱」

Naming

お茶の歴史を辿ると発祥は、紀元前の古代、中国で発見されたと言われます。「茶和花」とは中国の言葉で「お茶とお花」という意味。そして「茶」と「花」の間にある「和」という言葉には“おだやか、ゆるやか、あたたか”という意味や“互いに気が合う”という意味を持つようです。
私たち「茶和花(ちゃわか)」の作り手の技術と感性が加わることで「茶」と「花」がこのような存在になれるようにと願い茶和花という名をつけました。

Our Products

目と香りで楽しむ茶葉を使ったフラワーアート・産地を厳選したこだわりの宇治茶

  • Kibako

    京都や宇治の地理・歴史・文化から着想を得てデザインしたアートフラワー。茶葉を固めているので、本体を立ててご利用いただくことも可能です。

  • Mari

    100輪以上の花を敷き詰めた鞠のアートフラワー。茶葉は固めずご利用時に敷き詰めていただく仕様なので、茶葉の豊かな香りをお楽しみいただけます。

  • Square

    お茶の葉に熱を加えて香りを愉しむ和のアロマポット。「コ」の字型の茶香炉は、陶器職人の技術と知識が詰め込まれた特製品。緑茶を焙じた香りでリラックス。

  • Tea Bag

    産地を厳選し、一芯一葉にこだわった香り高い宇治茶を飲みやすいティーバックにしました。最初に渋みを感じ、あとから甘さやコクを感じる奥深い味わいです。

  • Preserved Flowers
  • Uji Tea Leaves
  • Wooden Box

Wisdom and Sensibilities

茶和花(ちゃわか)の代表商品である「木箱」と「鞠」は、華やかなお花の中にひっそりと宇治茶葉が存在しています。「わびさびの感覚を主として、宇治の先人達の知恵と心穏やかな空気感を伝える」ことが商品のコンセプトになっています。わびさびの「さび」は簡素や粗末になったもの、「わび」はさびの美しさを見いだす心を指します。“繊細さ”や“微妙さ”を楽しむ感性を大切にしたいという思いが込められています。

敷き詰めた茶葉の優雅な香り「鞠」

Value

目と香りで楽しむ、茶葉を使ったフラワーアート

  • Preserved Flowers

    宇治茶と組み合わせるお花はプリザーブドフラワーを使用しています。プリザーブドフラワーは生花の水分を抜き、特殊加工して作られた枯れないお花です。お水やお手入れの必要がないということで、贈り物やお土産にも好まれるお花です。生花に比べて高価な花材ですが、生花を長く楽しめること、どんな方にも手軽に触れて頂けること、そして茶葉という植物と造形するものはやはり本物の植物であるべきだと考え、この花材を選びました。

  • Wooden Box

    茶和花の商品には「茶箱」をイメージした木箱を使用しています。茶箱の始まりには様々な説がありますが、千利休が活動していた頃からの始まりとされています。また木の箱は水分が多い時は水分を吸い、少ない時には水分を出すという吸湿調整の効果があるため、湿気や乾燥を防ぎ直射日光を遮る機能も備わっています。高価ではありますが、繊細な茶葉の香りと湿気に弱いプリザーブドフラワーで表現する入れ物として、この木箱が最適であると考え採用しています。

  • Gift Packaging

    お茶とお花の茶和花のプロダクトは大切な贈り物に選んでいただくことが多くございます。そのため茶和花の商品は全て、金のロゴ印を入れた黒の貼り箱を標準として梱包しております。観光のお客様には宇治の手土産として、また海外のお客様にも“わびさび”のある和のプロダクトとしてご好評いただいております。ギフト商品はオンラインストアでもご購入頂けます。

Video茶和花の効果

茶和花のプロダクトの効果についてご紹介します

Watch Video

Store & Studio

Space of serene harmony

茶和花の直営店・工房は宇治の中心地、宇治橋通り商店街にございます。お店の周辺には世界遺産である平等院や宇治上神社があり、宇治橋通り商店街はたくさんの素敵なお店で賑わっています。宇治の観光をお楽しみいただきながら是非お立ち寄りください。

茶和花 京都宇治
ちゃわか きょうとうじ

Myōraku-166-17 Uji,Uji-shi, Kyoto-fu 611-0021Japan

  • お電話
    0774-26-2467
  • 営業時間
    11:00~16:00 木・土・日

茶和花(ちゃわか)はフラワーデザイナーの姉と妹の姉妹ではじまりました。幼い頃からいわゆる芸術家である姉はもの作りが好きで朝から晩まで時間を忘れて制作に夢中になっていました。まさに感覚で生きる人です。そんな淀みのない姉が作り出す世界観はシンプルに美しく、作品を通してその魅力を感じていただけるはずです。

  • Designer

    芸術大学卒業後、大手ブライダル会社ブライダルフラワー部にて勤務。その後、花屋店長勤務を経てフリーへ転身。JR大阪駅の装花やブライダル装花、式典装花、地域ブランドとのコラボレーション商品の開発等、花に携わる様々な分野で制作者として活動。

  • Owner

    大学卒業後大手旅行会社にて法人営業を経験、国内外様々な場所を訪れ、住む街宇治の素晴らしさを改めて確信する。芸術一家に育った環境に立ち返り、「芸術を身近に」という理念の元、アート事業を営む。

Philosophy

Sustainable

Creating opportunities to encounter Uji tea will lead
to the sustainability of tea culture

Virtuous Cycle

  • Discarded tea leaves

    宇治の名産宇治茶は世界中の人に親しまれる三大銘茶のひとつで、特に香りが良いとされており高級茶として知られます。農家の方の厳しい茶園管理のもと、長い歴史の中で先人から綿々と引き継いでこられました。一方で素晴らしいお茶であるがゆえに茶園の厳しい品質管理上、市場に卸されず廃棄されてしまう茶葉があります。また近年日本人の日本茶離れが進んでおり、宇治茶においても需要の低下や農家の後継者不足の問題が深刻になっています。

  • What we can do

    宇治茶の文化を守っていくためにもより多くの人に「宇治茶を知り、宇治茶を飲み、宇治茶のファンになり、宇治茶を生活に取り入れていただく」ことが必要です。お茶の生産者ではない私たちにできるのは“お茶を美しくみせる”こと。捨てられてしまう茶葉を買い取り、花を楽しむようにお茶の香りを楽しむ、新しいアートフラワーとして発信することで、宇治茶のアップサイクルに繋がり、またより多くの人と宇治茶との接点にもなると考えています。

  • Make connections

    茶和花(ちゃわか)を運営する株式会社TAJIROは京都宇治に本社を置くアートの会社で、社内に作り手、画家、デザイナーが所属しています。なにこれ?と足を止めていただけるような商品の開発や造形体験、SDGsを伝える教育活動に取り組んでいます。それらを入り口として日本はもちろん世界の多くの人に宇治茶の魅力を伝え、ファンになってもらう。そうすればお茶の産業や農家の持続化につながる良い循環が生まれると私たちは信じています。

山奥の急斜面が生み出す独特の香りと甘み
茶和花のオリジナル造形体験

Vision

売り手よし、買い手よし、
作り手よし、世間よし、未来よし

  • SDGs Action

    売り手作り手

    綿々と引き継がれ栽培されたきた宇治茶は、非常に繊細な植物で栽培が難しく、農家の皆さまが手間を惜しまず、たった1日の気候の変化や温度の変化でさえも敏感になりながら育てています。その努力があって美味しい宇治茶が私たちの元へ届けられるわけですが、品質管理が厳しいゆえにどうしても市場に卸せない茶葉もあります。私たちはそのような茶葉を買い取り商品に活用しています。茶葉を捨てることなく「見て楽しむ、香りを楽しむ」という形で「つかう責任」を果たしていくことを目標にしています。

    茶和花はSDGs12番「つくる責任・つかう責任」に取り組むことで持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

  • Wellbeing

    買い手

    宇治茶と禅には歴史的に深いつながりがあります。覚醒効果をもたらすお茶は、坐禅を行う際にあらゆる欲望や煩悩を無くし自身の心と向き合うための「薬」でもあったのです。禅は日本式の「ウェルビーイング」としても注目が集まっています。日々の慌ただしさから離れ自分の「いま」に意識を集中することで、精神を鎮め心身のコンディションを整えるのです。
    坐禅を組む時間までは取れないかもしれませんが、宇治茶を日常空間に“置く”という方法で、生活の中に禅の精神を取り入れていただく。そのことで穏やかな幸せを感じられるウェルビーイングな日常を過ごしていただきたいと願っています。

  • Growth and Future

    世間未来

    茶和花を通じて宇治茶に興味を持ってもらい宇治の街にお越しいただきたいと願っています。そのための制作体験やツアーを積極的に企画しご提供しています。例えば茶和花の顔でもある「木箱」の制作体験。このプロダクトが生まれたストーリーをお話し、宇治の歴史や未来への思いをお伝えしながらお花の造形を楽しんでいただきます。またSDGsの講話や探究学習を含めた体験も行なっており、研修旅行や課外授業などに多くご利用いただいています。茶和花の運営会社であるTAJIRO株式会社では、京都宇治で没頭体験いただける「京都路地裏ジャーニー」も開設。多面的な取り組みで宇治の活性化に努めています。

Responsible consumption

茶和花(ちゃわか)では、joinsdgsさんのSDGsバッジ(正規品/国連ガイドライン遵守)も販売させていただいております。SDGsの17色の大切な色は作り手の方が1つ1つ、国連ガイドラインにのっとった調合を行い、深みある少し小さめの真鍮製です。茶和花とバッジのギフトセットはビジネスの場でもご好評いただいおります。

SDGs

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。先進国・途上国すべての国を対象に経済・社会・環境の3つの側面のバランスがとれた社会を目指す世界共通の目標として、17のゴールとその課題ごとに設定された169のターゲット(達成基準)から構成されます。

お客様、売り手、生産者、地域、未来、
5つの「よし」を目指して。

茶和花の五方よし

近江商人の経営哲学のひとつに「売り手よし・買い手よし・世間よし」の「三方よし」という言葉がありますが、私たちが目指しているのは「五方よし」です。お客様、売り手、茶葉の生産者さん、宇治の街、そして環境や子どもを守る未来。これら「五方」がみんなで幸せになれるように、これからも力を尽くしていきたいと考えております。

Eat Uji

食べる茶葉「TABECHABA」はお茶の資源を余すことなく利用した、自然にやさしく身体に嬉しいお漬物ブランドです。宇治茶のみを使用した茶葉のお漬物のほかに、宇治周辺の農家さんが大切に育てられている京の伝統野菜を中心とした、高級野菜を掛け合わせたお漬物もあります。使用するお野菜は、厳しい品質基準のもとで惜しくも市場に卸せなかった規格外野菜。しかし、ほんの少しの形や見た目が違うだけで、味は全く変わりません。お漬物に使用することで、より多くの野菜が食卓まで届けられるようになりました。

  • Tea Leaves

    宇治茶の豊かな風味を活かし「味」としても楽しめるように茶葉を酢漬けにしました。口触りが気にならないよう宇治茶の中でも葉の部分を多く含ませました。宇治茶の茶葉の味をお楽しみください。

  • Burdock

    堀川ごぼうは京の伝統野菜の一つで「す」という空洞が出来るのが特徴です。筒切りで空洞を活かした詰め物料理なども有名です。肉質が柔らかで香り高く、味がよく染み込んだお漬物ができました。

  • Small Turnip

    真っ白な肌と生き生きとした葉の緑のコントラストが鮮やかなこかぶは、甘みのある柔らかな果肉が特徴の京野菜です。宇治の茶葉と一緒にお楽しみいただける、新しい味わいをご賞味ください。

Experience

Experience creating floral art

沢山の花材(プリザーブドフラワー、ドライフラワー、木の実)とお茶の中から好きなもの選び、世界に一つだけのオリジナル茶和花の制作体験をしていただけます。宇治茶の香りに囲まれた空間で制作に集中しながら没頭できる時間をお楽しみいただけます。

  • Activity
    Experience for the general public

    自分だけの宇治茶とお花の造形フラワーを制作していただけます。宇治の街の穏やかな空気とお茶に触れながら、造形、創作の思い出もお持ち帰りいただきます。

    View More

  • Activity
    Experiences for educational learning

    研修旅行や課外授業におけるSDGsの講話や探究学習を含めた茶和花の教育旅行専用の体験を行なっております。体験内容をカスタマイズすることも可能です。

    View More

Lifestyle

Wellbeing

Bring a little Zen spirit into your life

Reset

「睡眠欲」を断つために“薬”として服用されていたお茶

Caffeine and Zen

宇治茶と禅には歴史的に深いつながりがあることをご存知でしょうか。抗酸化作用、リラックス効果、代謝促進、免疫力向上、消臭効果など多くの効果効能があることで知られているお茶ですが、カフェインの覚醒効果が禅僧の修行に役立っていたそうです。鎌倉時代(1185年ー1333年)、宋での修行から帰国した栄西が、禅宗とともに茶を日本へ伝えました。厳しい修行を特徴とする禅宗では、坐禅を行う際にあらゆる欲望や煩悩を無くし、自身の心=”いま、ここ”に意識を向けることが求められます。ですが僧侶たちにとって「睡眠欲」という欲を抑制することは最も難しいことでした。そこで取り入れられたのがカフェインを多く含むお茶でした。覚醒効果をもたらすお茶は当時「薬」とされていました。そのため「お茶を一服」という言葉が今でも残っているのです。

お茶の香りを楽しめる小さな禅

For well living

禅の精神や坐禅は“日本式ウェルビーイング”として世界からも注目され、マインドフルネスや瞑想に取り入れられています。ウェルビーイングとは個人や社会が「よく在ること(=良好な状態)」を表す言葉です。坐禅を組む時間までは取れないかもしれませんが、“お茶を飲む、お茶の香りを楽しむ”といった方法で生活の中に禅の精神を取り入れてみてはいかがでしょうか。お部屋に茶和花(ちゃわか)のアートフラワーを置いていただいたり、茶香炉で花茶葉を焙じていただければ手軽にお茶の香りを楽しめます。あるいは美味しい宇治茶でひといきしていただければ、きっと疲れた心をほぐしていただけるはずです。そんなふうに小さな禅を暮らしの一部にしていただくことがウェルビーイングにつながっていくと私たちは信じています。

Relax

厳選した宇治茶で
ほっとする癒しの時間を

Special selected Uji tea

宇治茶は世界中の人に親しまれる三大銘茶のひとつで、特に香りが良い高級茶として知られます。茶和花(ちゃわか)では多くの受賞歴をもつ「和茶園」をはじめ厳選した農家さんのお茶を取り扱っています。最初に渋みを感じ、あとから甘さやコクを感じる奥深い味わいが宇治茶の特徴。一芯一葉にこだわった銘茶で、ほっとする時間をお楽しみください。

  • Tea Bag

    香り豊かな宇治茶を飲みやすくティーバックにしました。香り高く、澄み渡った宇治茶の魅力をぜひご堪能下さい。煎茶、焙じ茶の2種。各10バック入りです。

  • Gift Set

    飲んで楽しむ宇治茶のティーバッグと、お部屋に置いて香りを楽しむアートフラワー商品とのギフトセットもご用意しています。宇治茶の魅力をぜひ体感してください。

宇治の街で楽しめる
おすすめ情報をご紹介します

今月の一服

World Heritage Site Byodo-in Temple

宇治を訪れたら外せない名所が、世界遺産「平等院」です。1052年に藤原頼通によって創建されたこの寺院は、極楽浄土の世界を現世に表したものとされ、平安時代の美意識と信仰の象徴ともいえる存在です。特に有名な「鳳凰堂」は、そ…